高槻市で耐震診断。筋交いを確認しています。
2016年7月12日
2016年7月12日
今日は朝から本当にむし暑かったですね~。
作業中も汗が全然ひいていかず・・(*_*;
今日は、高槻市で改修前のお家の壁を破って、こんなものを確認していました。
なにを?? 下の写真のちょっと斜めに見えている「筋かい」っていう材料の確認です。
これは別の現場写真ですが、
この「筋かい」によって、地震の時には家が変形して倒壊するのを防ぐわけなんです。すごく大事な部材です。
そして、今日はこの筋かいの配置、大きさ等を調査してきました。
通常の耐震診断は、基本的には壁を破っての調査はしません。いわゆる「非破壊」で診断を行います。
だから、筋交いを確認するには、床下や小屋裏に潜るしかないのです。
壁を見て念じても「筋かい」は浮き出てきませんし(笑)
(↓こんな感じで調査してます。長い棒を使ったりしながら・・)
でも、どうしても見れない箇所が出てきます(´・ω・`)
見れないと、耐震診断の結果としてはどうしても悪い方に出てしまいます。
だから、極力確認できるように奥に潜っていき、棒を駆使して調査を頑張るのです!
今回の高槻市の中古戸建ですと、改修工事で壁を解体するので、
先ほどのように事前に壁を破っての確認をしても大丈夫なんです(^^)
「筋かい」を全て確認できるので、偏った耐震診断+耐震補強にはならないし、新築同様の補強ができますよ!
これから、きっちり補強計画を再度練って改修していきます。